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ユーザー獲得

レッスン 6

世界規模でのユーザー獲得

優れたASO戦略では、複数の市場を視野に入れることが望まれます。すでに飽和している市場の外に進出し、新規ユーザーを開拓されようとしているならなおさらです。しかし、ある国で有効な手法が、別の国ではうまくいかないこともあるでしょう。進出する市場の文化や考え方によって、機能や名称、さらにはアプローチの仕方まで変更しなくてはいけない可能性があるということです。

また、iOS App StoreとGoogle Playはいずれも、地域ごとにアプリのランク付けを実施しています。したがって、自国のカテゴリーでトップアプリになったからといって、すべての国でトップにランクされるわけではありません。

グローバル展開で実践すべきASO対策のガイドラインをご紹介します。

翻訳が何より重要

英語のアプリをダウンロードして利用しているからといって、ユーザーが英語でアプリを検索しているとは限りません。アプリのコンテンツをすべて翻訳するかどうかは、市場の優先順位やリソースによって決まります(たとえばニュースのようなカテゴリーでテキストの多いアプリでは、すべてをより詳細に訳すことが求められるでしょう)。とはいえ、最低でもアプリの名称、キーワード、説明文、およびスクリーンショットとアップデート情報に含まれるテキストは翻訳すべきです。

キーワード、説明文、メッセージを見直す

新しい市場に進出する際は、市場の勢力図を調査しましょう。競合がどのカテゴリーを選択しているか、またその市場でどの程度のユーザー基盤を構築しているかを知るべきです。この最初の調査を終えると、キーワードと説明文にどんな変更を加えたらよいか情報が得られるでしょう。
さらには、ユーザーにダウンロードを促す要素が国によって異なるのに合わせて、アプリが提案する価値にも変更を加える必要があるかもしれません。たとえば米国の(iPhoneにおける)PinterestユーザーはEtsyの利用率が高いのに対し、イギリスのユーザーはASOSに高い利用率を示しています。アプリの重複利用に関するこのような洞察は、アプリのデザインやコンテンツパートナーシップなど、開発戦略に役立つ可能性があります。

クリエイティブをローカライズする

ローカライズの観点から――それが明白なものであれ、さりげないものであれ――クリエイティブの変更を検討しましょう。たとえば、米国発のアプリをフランスでリリースする際、スクリーンショットに含まれるエンパイア・ステート・ビルディングをエッフェル塔に変更する、といったことです。

ソフトローンチを試す

最初のローンチ先として、自社が最優先する市場ではない他国の市場を検討しましょう。より重要なローンチ先と消費者行動が似ている別の市場を探すのです。このアプローチによって、最優先の市場のオーディエンスにアプリを提供する前に、初期ユーザーを獲得して重要なフィードバックを得る機会がもたらされます。

たとえば、イギリスでの成功を狙うパブリッシャーは往々にして、先にオーストラリア、カナダ、アイルランド、ニュージーランドでソフトローンチを実施しています。

ここまで、アプリストアにおけるアプリの見つけやすさを改善し、新規ユーザーがアプリのダウンロードとインストールへ進む確率を高める方法について解説してきました。

次のステップは、新規ユーザーを呼び込むオーガニックおよび有料のユーザー獲得キャンペーンを実際に計画することです。

学習を続ける

市場のニーズに応えるアプリを準備できたら、次はユーザー獲得(UA)に進みましょう。

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