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ユーザー獲得

レッスン 10

ユーザー獲得の主な指標と測定

ユーザー獲得の取り組みは闇雲に行ってはいけません。予算と労力を抑えながらより多くのユーザーを獲得したいなら、まず測定し、戦術を調整して、その上で再び測定する必要があります。

さまざまな獲得チャネル、ユーザーセグメント、クリエイティブのパフォーマンスをトラックすることで、UA戦術を最適化して、より価値の高いユーザーが獲得できるようになります。テストを実施し、変更を加え、結果を分析するということを、あらゆるアプリパブリッシャーが日常的に実践しています。

ユーザー獲得は、アプリのローンチとユーザーエンゲージメントの間に位置する重要ポイントです。この段階で集めるデータは、アプリのライフサイクル全体における意思決定に影響する可能性があります。

指標は事業目標に沿って選ぶ

アプリのどのプロセスにおいても言えることですが、注視する指標は事業目標に合わせて選ぶべきです。CPI(インストールあたりのコスト)は重要な指標ですが、CPIに注目するあまり、ARPU(ユーザーあたりの平均収益)やLTV(生涯価値)のような長期的測定はそっちのけというパブリッシャーもいます。ARPUやLTVに注目することで、ユーザー獲得プロセスの全体像の把握が進みます。最終損益への影響は、こちらの方が大きいかもしれません。

Uberはユーザーが最初の乗車で費やす金額を、そのユーザーの潜在的価値を判定する手段として位置づけています。この金額が最も高いユーザーはリターンがいちばん大きいという観点から、Uberはユーザー獲得の取り組みで、そうしたユーザーを見極め、リーチして、コンバートすることに重点を置いています。

獲得のチャネルとフローを吟味する

リーチ拡大の取り組みの精度を高めるために、ユーザーがどこから来たかに注意を払い、自社アプリ内でのアクティビティをトラックしましょう。これはコーホート分析と呼ばれる考え方で、より価値の高いユーザーが得られるユーザーセグメントを絞り込むのに役立ちます(これについては、エンゲージ戦略のトピックでさらに説明します)。

例えば、Facebook上の広告をクリックしてから自社アプリをダウンロードするユーザーは他の広告ネットワークを介してリーチするユーザーより、アプリをインストールして長期のユーザーになる可能性が高いという結果が得られるかもしれません。そうしたデータが得られたとしたら、その広告ネットワークよりもFacebookでのパフォーマンスを最適化することに多くの時間を注ぐべきだということになります。

ディープリンクでより多くのデータを得る

UAの取り組みでは、ディープリンクを利用したいという人もいるでしょう。ディープリンクのいちばんの基本は、アプリ内の特定の場所やコンテンツにユーザーを直接呼び込むものだということです。

例えば、ディープリンクを使って、自社アプリをインストールするユーザーに特典を提供することができます。ディープリンクなら、特典のオリジナルリンクをクリックしたユーザーを認識し、インストールと登録のプロセスを追跡し、アプリを開くとすぐに特典を再び提示することが可能なのです。

こうした話がまだ高度すぎると感じる読者でも、少なくともエラーメッセージに直行しないようなユーザー体験を設計したいところです。自社アプリに興味を持ったユーザーが最も嫌うのは、情報を得ようとして足止めされることです。そんなことがあれば、間違いなく興味を失うでしょう。

学習を続ける

次のレッスンでは、なぜユーザー獲得が重要なのかという理由をまとめます。

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