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「Mobile Leaders Summit」ゲーム、動画ストリーミング、Z世代、ライブ配信、コマースセッション振り返りレポート

App Annie

ゲーム、メディア・エンターテインメント、コマースの各業界のトップリーダーがモバイル最新事情を語るオンラインカンファレンス「Mobile Leaders Summit」のセッションレポートをお届けします。

今回のカンファレンスは、『ニューノーマル時代を生き抜くための「新」モバイル戦略』をテーマに、モバイルに取り組まれている企業様やモバイルにこれから注力したいと考えている企業様に向け、業界の有識者の方々からモバイルに関連する事業の紹介、課題解決のためのヒントを発信いただきました。本レポートは、ゲーム、エンターテインメント、マスメディア、コマース、各業界のトップリーダーの方をお招きしたパネルディスカッションの内容をお届けします。
(本イベントに関する情報は、2020年11月10日(水)時点のものです。)

  • ゲームセッション:ゲームアプリにおける今後のマネタイズ戦略

アプリゲーム市場のマネタイズで、広告に軸足を置いた戦略が注目されています。ゲームの世界観を壊すことなく、ユーザーに受け入れられる広告をどう立てていくのか。早くからゲーム内に広告を入れていた「にゃんこ大戦争」を生んだポノスの村山氏と、近年、広告マネタイズに力を入れているLINE 田中氏に、MOTTO 佐藤氏が迫ります。

日本のアプリゲームはガチャによるマネタイズの比率が高いのが特徴です。2社は何がきっかけで広告マネタイズに注目したのでしょうか。LINEの田中氏は「去年から新しい市場を見付けようという機運が高まり、ネイティブのゲームにも広告を入れていきました。
」と語り、成長可能性が高いと指摘します。

一方で、田中氏は「ユーザーファーストを意識し、それを壊さないように相当注意を払いました」と語ります。村山氏も「ユーザーにどれだけ価値を与えられる広告コンテンツにするのかが鍵」と述べ、収益戦略だけでなくユーザー体験を工夫していると明かします。ポノスとLINEはゲーム内にどのように広告を実装しているのか、その戦略とは。

 

  • 動画ストリーミングセッション:既存事業と新規事業 ニューノーマル時代におけるテレビの役割と動画ストリーミングサービス

コロナ禍の巣ごもり需要で、競争が激化するSVOD(Subscription Video on Demand)市場。次世代通信規格「5G」が普及する中、テレビのコンテンツ制作に求められるものは何か。民法公式テレビポータル、TVerの須賀氏とフジテレビの野村氏が熱く語ります。

コロナ禍で在宅時間が増えたことにより、TVer、そしてフジテレビの動画配信サービス「FOD」ではどんな変化があったのか。「ドラマの撮影が再開した6月ごろから、毎月加入者が伸び、月間の再生回数は1億回に上る」(須賀氏)、「春にドラマの制作がストップした時でも、往年の名作がヒットしユーザーがシニア層まで広がった」(野村氏)と、コロナ禍で顧客の幅が広がったと説明します。野村氏は「これまでは画面の小さなスマホでは短尺なものじゃなければいけないという雰囲気がありましたが、実際には視聴者はスマホで平均23分、テレビでは27分見ているというデータが出ています」と意外な発見があったことも明かします。

須賀氏と野村氏は、動画配信サービスが広がることで、テレビの役割が大きく変化していくだろうと予測します。テレビの現場で生きる、2氏が考える良質なコンテンツ作りとは何でしょうか。

 

  • Z世代/ライブストリーミングセッション:若年層マーケティングとインフルエンサーの育成

「Z世代」と言われる16~23歳前後に向けた若者たちへのマーケティング戦略が注目されています。Z世代のライバーを多く抱えるライブ配信アプリ「17LIVE」の横内氏と、インフルエンサーマーケティングで成功事例を生み出している渡邉氏が、Z世代に向けてどのようなマーケティング戦略を用いているのかを紹介します。

横内氏は「フォロワーの数だけではなく、個人が持っている熱量のほうが大事だったりします」と語り、フォロワー数が多いインフルエンサーが必ずしも成功するわけではないと指摘します。また、コロナ禍でライバー(アプリで生放送する人)の数が大きく伸びていることに触れ「今後はライバーが外に活躍の舞台を移すサポートにも力を入れたい」と語ります。渡邉氏はコロナ禍で、若い世代だけではなく年齢層高めの視聴者が増えたというエピソードを紹介し、「ファンを大切にして共感を呼ぶマーケティングが必要になる」と指摘します。後半は海外と日本とマーケティング戦略の違いについても解説します。

 

  • コマースセッション:モバイルを活用したニューノーマル時代のコマース戦略

新型コロナウイルスの影響で、百貨店をはじめとする小売業は大きな転換点を迎えました。VR(バーチャルリアリティー)を活用した「バーチャル伊勢丹」を考案した仲田氏、メンズスキンケアの分野で急成長する「BULK HOMME」の合田氏が、コロナ禍での消費動向の変化や自社のデータマーケティングの活用方法について解説します。

モデレーターの奥谷氏が「コロナ禍で顧客との接点の変化は」と問うと、すかさず仲田氏は「ECを含めたオンラインは、リアルのためのプレ接点」と答え、実店舗とネットの境界を融合するオムニチャネルの重要性を強調します。今春発表して話題になった「バーチャル伊勢丹」の狙いも語ります。

合田氏は、緊急事態宣言が出された4月から5月にかけて、20代の顧客が爆発的に増えたといいます。セッションではその理由についても語ります。また、三越伊勢丹とバルクオムが具体的にどのようなデータを重視し、どうマーケティングに生かしているのかについても具体的にご紹介します。

2020 M11 24

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