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世界全体のアプリ総利用時間、2021年までに3兆時間を突破

App Annie

スマートフォンはますます日常生活の重要な要素になっており、世界全体のアプリ総利用時間は2021年までに3兆時間という驚異的な数字に到達するとApp Annieは予測しています。

世界中で膨大な数のスマートフォンが流通し、アプリはますます日々の生活に不可欠なものになってきています。今やスマートフォンは1日に何十回も手に取るものであり、年間のアプリ総利用時間が世界全体で数兆時間になるのは、それほど先のことではありません。アプリのエンゲージメントがこれほどの規模に達することは、企業にとって大きなチャンスの到来を意味します。既存ユーザーと新規ユーザーにリーチして関係を深め、一定水準の顧客ロイヤルティを構築することが、往々にして成功の基礎となるからです。

App Annieは最近、消費者のアプリ利用状況(PDF)に関するレポートを公開しました。その中から、ユーザーのアプリ利用時間の増加について知っておくべき最新の要点を以下に紹介します。

アプリの総利用時間は引き続き急増

2016年、世界全体のアプリ総利用時間は約1.5兆時間でした。米州と欧州・中東・アフリカ(EMEA)がそれぞれ約4000億時間で、アジア太平洋地域が約7500億時間です。しかし2021年には、世界全体の総利用時間が3.5兆時間になる見込みです。これは膨大な時間であり、モバイルの利用頻度の増加傾向が今後も続くことを表しています。ブランドが消費者と有益な関係を構築したいなら、消費者が現在時間を費やし、将来も費やすであろう場所、つまりアプリの中で消費者とつながる必要があるのです。

アジア太平洋地域はアプリ利用時間の成長率が突出 

EMEAと米州では、年間のアプリ利用時間がだいたい同じ成長率で増加し、2021年の位置はほぼ同じでしょう。どちらも2016年の約4000時間から、2021年には7500時間強に増加します。これに対し、アジア太平洋地域ではアプリ利用時間が急上昇します。2016年は7500億時間強でしたが、2021年には一気に2兆時間に迫るでしょう。150%を越える増加です。

アプリ利用時間が増加する要因は地域によって異なる

アプリ総利用時間の増加を後押しする力は、地域によって異なります。たとえば米国は、若年成人のスマートフォンの所有率はすでに高いものの、高齢者のあいだで所有率が増加しています。米国ではまた、メディア消費に利用する各種機器のうちモバイルデバイスの比率が増えているという調査結果も出ています。

一方、アジア太平洋地域の増加は、人口14億人の中国におけるスマートフォンブームが主な原因です。中国は、デバイス価格の下落、インフラの改善、および可処分所得の多い中産階級の増大が相まって、スマートフォンの大規模な普及の条件がそろっています。同様の状況は、インドネシアなどの国々でも起きています。さらに、アジア各国の大勢にとって、スマートフォンが唯一のデバイスであり唯一のインターネットアクセスであるという状況もあります。デスクトップPCやノートPCを所有することなく、最初にモバイルデバイスを所有したのです。これはつまり、彼らの関心が複数の画面に分散するのではなく単一の画面に限られ、スマートフォンやタブレットでのエンゲージメントに集中することを意味します。

米州とEMEAの多くの国々において、スマートフォンとアプリはすでにひとつの生活様式になっています。自宅、市街、通勤途上などで日々目にする光景であり、こうした地域では今後数年、アプリ利用時間は緩やかに増加するとみられます。一方、アジア太平洋地域の膨大な人口は現在、この時代を特徴づけるパラダイムシフトに追いつき、受け入れようとしています。スマートフォンとアプリが人々の時間の使い方を劇的に変えている以上、企業もまた顧客をもてなす方法を変える必要があるのです。

各国と各カテゴリーの違いに関する詳細は、消費者のアプリ利用状況に関するレポートの全文をお読みください。

ダウンロードはこちら

2017 M09 5

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