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動画ストリーミングアプリ、2020年は新規参入のプレーヤーにより競争激化へ

App Annie

新たな動画ストリーミングプラットフォームを使うユーザーが増える一方で、Netflixのような既存のアプリと新サービスとのユーザーの重複利用も増加しています。

動画ストリーミングアプリの現状

動画ストリーミングサービスを提供するNetflixは1月21日、2019年第4四半期の決算を発表し、新規ユーザー数が880万人に達したことを発表しましたNetflixが2019年に世界全体のアプリストア収益ランキングで2位となったものの、HBO MaxNBC Peacockのような新サービスが今年中にリリースされることが予想され、動画ストリーミング市場における競争はさらに激化するものと見ています。Disney+が米国で12月にアプリ全体のダウンロード数で首位に立ったように、新規参入のサービスが大いに受け入れられている現状では、ユーザーはNetflix など複数の動画ストリーミングサービスを使う傾向にあると言えるでしょう。

動画ストリーミングアプリに注目するべき理由

複数サービス間のユーザー重複が加速したことで、ユーザーの時間と全体的なマインドシェアの獲得を目指す競争は引き続き拡大しています。主要な動画ストリーミングサービスのアプリ内利用時間における分析では、TikTok における利用時間は、従来型の動画ストリーミングサービスよりもが長いことが示されいます。実際、米国のユーザー1カ月あたりの平均利用時間で、対象アプリの中で1位のTikTokは、2位の従来型ストリーミングアプリであるNetflixの2.8倍でした。Netflixは直接競合する集団の中ではリードしていますが、ソーシャルアプリとエンターテイメントアプリの境界が、特にZ世代と呼ばれる若年層にとって曖昧となるなか、今後、TikTokがアプリ全体のマインドシェアを獲得してくことが予測されます。

動画ストリーミングアプリの今後

2020年中にNBC PeacockHBO Maxを含む新たなリリースが見込まれるなか、ユーザーは新たなサービスに高い関心を寄せ、どんなコンテンツが視聴できるのかを試すでしょう。新規参入したサービスが初期のダウンロードランキングで上位につける可能性は高いものの、ストリーミング市場全体での争いで長く主導権を握るサービスプロバイダーになるには、コンテンツの質、量、そして手頃な料金が要となるでしょう。

動画ストリーミングの市場の動向についてさらに詳しく知りたい方は、最新版レポート『モバイル市場年鑑2020』をご覧ください。

 

2020 M04 1

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