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Mobile App Strategy

小売業界の競争を勝ち抜くためのモバイル市場データ活用法

App Annie

小売企業がApp Annieのモバイル市場データを活用すれば、オムニチャネルのリッチな顧客体験を構築し、顧客エンゲージメントを向上させ、競争優位性を獲得できます。

以前から小売業界における、多くのセクターが低い利益率に苦労してきました。しかも、この数年間は、コストの上昇、価格交渉力の低下、デジタルテクノロジーに必要な投資、デジタルファースト企業との競争拡大といった要因によって、利益率がさらに押し下げられています。

また、顧客の嗜好の変化が、店舗に顧客を呼び込む取り組みを難しくしています。さらに、社会に進出して購買力が高まっているミレニアル世代やZ世代が、デジタルネイティブ世代として、進化した独自の顧客体験を求めています。

こうした市場の現状に適応しようとしない小売企業は、長期的に淘汰されるリスクを抱えることになります。米国で小売企業の倒産件数が記録的な数に達したことや、西ヨーロッパと南ヨーロッパで大型小売店の市場シェアが縮小していることは、時代に適応するのが遅すぎたり、適応できなかったりした小売企業の行く末を示していると言えるでしょう。

先見の明がある小売企業は、eコマースやモバイルテクノロジーを導入して、このような課題に対応しています。アジアでは、AlibabaやTencentといった小売企業やテック企業が、新しいサービスを提供するだけでなく、統合されたオムニチャネル体験を提供するプラットフォームを開発しており、いずれも顧客のエンゲージメントとロイヤルティを高めています。

ただし、包括的な戦略なしでモバイルテクノロジーを導入すれば、ビジネスが立ち行かなくなる可能性があります。たとえば、デジタルテクノロジーを新たに導入した小売業者の多くは、実店舗とオンラインコマースやモバイルコマースとを切り離して運営しがちです。

しかし、今日の小売業界に求められているのは、オムニチャネルのアプローチなのです。実際に、消費者にリーチし、エンゲージメントを獲得するためにモバイルテクノロジーを活用すると、顧客とのあらゆる接点においてメリットがあり、その結果、実店舗、モバイル、eコマースの顧客体験が円滑化することが、App Annieの調査でわかっています。

モバイル市場への進出でつまずくリスクを減らすには、データの活用によって、仮説を実証し、戦略的な意思決定を裏付ける必要があります。すでにモバイル市場は飽和状態にあり、きわめて厳しい競争が行われています。顧客の関心を引き寄せ、アプリのダウンロード数、利用時間、収益を拡大するのは非常に難しいことですが、ビジネスで利益を上げ続けるには、このすべてを実現する必要があります。

また、モバイル市場は動きが激しく、競合他社や顧客の嗜好が短期間で変化します。間違ったモバイルアプリ機能やマーケティングキャンペーンにお金を使ってしまうと、貴重な時間やリソースが消費されるだけでなく、市場シェアを失う可能性もあります。

App Annieの最新のホワイトペーパーでは、小売企業が優れた戦略を立て、顧客エンゲージメントの向上と競争優位性の獲得を実現するための、モバイル市場データの活用法について説明しています。具体的には次のとおりです。

  • 市場データを利用して、オムニチャネルによるリッチな顧客体験を構築する
  • ブラックフライデー、プライムデー、独身の日など特別なショッピングシーズンを最大限に利用する
  • 顧客が気に入りそうなモバイルアプリ機能やキャンペーンを予測する
  • モバイルビジネスに適したパフォーマンス指標を定義し、適切な目標を設定する
  • 従来型の企業とモバイルファースト企業の両方を対象に、競合他社を見極め、ベンチマークする

モバイル市場データは、小売企業が顧客の心を捉えるための重要なインサイトを得るのに役立ちます。このようなインサイトを活用することで、顧客を惹きつけるモバイルアプリとオムニチャネル体験を構築できます。これは、競争優位性を維持するには欠かせないものです。詳しくは、ホワイトペーパーをダウンロードしてご覧ください。

注:プライムデーはAmazon Technologies, Incの商標です。

2018 M10 9

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