調査ブログ

ブログを検索

Mobile App Strategy

Snapchatユーザーは他のSNSをどのくらい使うのか?

App Annie

SnapchatとFacebook、Instagram、Twitter等のSNSとの重複利用について調査を実施しました。

ソーシャルメディアアプリはここ数年で急増しています。そうしたアプリのほとんどが、リリース当初は差別化を図っていました。しかし、ユーザー基盤を拡大して広告主の関心を引かなければならないというプレッシャーが強まるなかで、競合アプリから機能やUIを模倣するようになっています。この流れを踏まえると、次のような推測が成り立ちます。

「今や主要なソーシャルアプリやメッセージングアプリのユーザー基盤はほぼ重なっている。そのため、1つか2つのプラットフォームだけでマーケティングを行えば、すべてのオーディエンスにリーチすることが可能。」

この仮説を確かめるべく、App Annieは当社の『Intelligence』製品を使って、特に人気の高いソーシャルアプリとメッセージングアプリについて、ユーザーの重複状況を分析しました。そこで明らかになったのは、Snapchatだけがほかのアプリと異なり、独自のオーディエンスを確保しているということです。そこで、このデータを詳しく調べ、マーケターにどのような意味があるのかを見ていきましょう。

Snapchatユーザーの各ソーシャルアプリ利用の割合

App Annieでは、2016年第4四半期の米国とイギリスにおけるスマートフォンユーザーを対象に、Snapchatとのオーディエンスの重複に主眼を置いて、各ソーシャルアプリに費やす時間の割合を分析しました。全体的に見ると、重複している割合が最も大きかったのは、Facebook傘下の主要アプリ(FacebookInstagramMessenger)でした。

ただし、Snapchatへの好みをはっきり示すオーディエンスがいることは明らかです。米国では、Snapchatのデイリーユーザーのうち、他のアプリが1日でリーチできないSnapchatユーザーの割合は、Facebookが35%、Instagramが46%、Messengerが58%となっています。Facebookが世界的リーチを獲得していることを考えれば、相当な数のユーザーがFacebookアプリを1日に一度も利用していないことにマーケターは留意する必要があります。

イギリスでも、重複の割合が大きくなるものの(特にWhatsApp)、調査結果は米国と似ています。Snapの最高戦略責任者を務めるImran Khan氏は2016年6月、米国の18~34歳のユーザーのうち、Snapchatアプリが1日にリーチするユーザーの割合が41%に達したと発表しました。米国のこの年代の人たちは、その可処分所得と支出傾向から、広告主の誰もがリーチしたいと考えるユーザー層です。したがって、Snapchatの貴重なオーディエンスにリーチしたいなら、Snapchat中心のアプローチを構築することを本格的に検討する必要があります。

この分析結果からマーケターが学べること

このデータから、ソーシャルアプリユーザーが、それぞれのサービスを代替可能なものとは考えていないことがわかります。彼らは、いくつかのプラットフォームから1つを選び、そのプラットフォームに自分の時間を集中的に注ぐのです。したがって、マーケターは、オーディエンスのプロファイルが特定のアプリの好みや行動を規定することを十分に理解する必要があります。自社のオーディエンスを大まかにしか把握していなければ、コストがかかって時間を浪費するだけに終わる可能性があるのです。そうではなく、ユーザーのアプリ習慣をよく調べ、彼らのコミュニケーションのスタイルやメディアの好みを詳しく理解しましょう。最も重要なのは、どのアプリに一番長い時間を費やしているのかを知ることです。 ユーザーが多くの時間を費やすアプリに、マーケティングの資金を投じましょう。

2017 M05 29

Mobile App Strategy
Top and Trending Apps

関連するブログ記事はこちら